本日の書
2016年8月25日 20:40
「大道無門」(だいどうむもん)
私の好きな言葉である。
意味は
大道には門はない。出入り自由で、一切が門であること。
然し、その門はどの道にも通じている。その門が通る事が出来たなら、天地の間を自在に歩くことができよう。
老泰
2016年8月23日 5:00
久遠
「クオン」と発音してみるとどこか他の国の言葉のような響きを持つ。
もとは仏教用語であるようだ。
意味は調べた限りでは
時間が無限であること。遠い昔、または遠い未来。永遠をあらわすそうだが、何かそこには希求といった、何かを追い求める思いがこめられているように私は感じてしまう。
永遠に書を追い求める、柳田泰山先生の姿が「久遠」の文字と二重写しになる。
凛とした書風 泰然そのもの『久遠の中』に彼の姿が、やはり見えてくるのです!
(青山五行・小池雅章 記)
2016年8月19日 5:00
如是は「かくのごとく」。
経典の冒頭に記されている語句。
私見として、楷書はきちっと書けなくてはいけない。
と言う事は楷書の美学が必要である。
ここで、楷書の美学を述べるスペースはないが、
襟を正して書くのが楷書である。
その点、経文を書くのが最適ではなかろうか。
老泰
2016年8月16日 11:25
空一面に広がった雲を意味する。(荘子出典)
「書」を書く時は、イメージが大切である。イメージなくして書けない。
ただ、単純な外面的イメージか内面的イメージかが問題である。
「書」はスケール大きく書きたいものだ…。
老泰