本日の書

2025年8月22日 15:13

巍

百寺納経制作が平成六年から、爾来、私の知らない多くの経文に出会えた。そしてそれより遥か昔に、先代・泰雲が「巍峻巖邃」という作品を幾度となく書いていた。

意味としては、「険しい、気高い、崇高」等々の意味があり、「山偏」のつく字にはそれが多い。「山偏」のつく字は、不思議に形が良くなる。書いていて楽しくもなる。そして冒頭に、経文の話をしたが、驚いた事にその法華経という経文に「巍巍」という文字が出て来た。始めに、自分の無知さを感じ、しかし、どこか親密感さえ感じた。字に親密とは不思議だが、それを感じる人も多かろう。

それから、頻繁に「巍」を中心とした「山偏」の字を多く書いている。「経文」、「先代の楷書」と、どこか佛縁を感じながらの「巍」である。