本日の書

2017年3月11日 12:40

一龍一蛇(いちりゅういちだ)

一龍一蛇(いちりゅういちだ)

 

ある時は龍となって天を駆け、

ある時は蛇となって泥沼をはう。

時の動きにつれて治世にはあらわれ、

乱世には潜むことをいう。

今は「蛇」なのか?

老泰

2017年2月20日 0:01

鳳凰于飛(ほうおうゆきとぶ)

鳳凰于飛(ほうおうゆきとぶ)

 

雄の鳳と雌の凰が飛んでゆく。

婚礼の時によく使う言葉。孔子の編纂と伝えられている歴史書「春秋」の中にある。こんな時代から婚礼の儀に、若者夫婦が仲良く巣立つ事を祈っての言葉。

いつの時代も祈ることは同じである。

今回、友人のご子息の婚礼の儀に寄贈した。古めかしい言葉かもしれないが、いつまでも幸せであって欲しい。

老泰

2017年2月10日 0:01

孟浩然 春暁 (もうこうねん しゅんぎょう)

孟浩然 春暁 (もうこうねん しゅんぎょう)

 

楷書らしく楷書を…。

常にどんな漢詩、漢文を書くときも思っている。

例え、春暁の様な穏やかな内容であっても楷書で書く。

無骨ではあるが、それが柳田流の「書」の生き方である。

老泰

2017年1月30日 0:01

幽意閑情(ゆういかんじょう)

幽意閑情(ゆういかんじょう)

 

前回「心」を書かせて頂いた。

どうしても、上手く書こうなどの煩悩が働くのか、気がつくと力みの「書」になってしまう。心穏やかに書けない。

そこで、少々、柳田家先々代・泰麓(たいろく)の「書」を見直した。

自分が歳をとったのか、新鮮に見えた。「なんと抑揚のある線だろう…」

で真似してみたのがこれだ。「なんとぎこちのない線なのだろうか…」

「幽意閑情」とは、穏やかなる心と静閑なる情とも言えるのだろうか…。

「書」の境地には色々ある。この世界も中々いいものがありそうだ。

老泰

2017年1月21日 0:01

心(こころ)

心(こころ)

 

誰がよんでも「こころ」

然し、その思いは千差万別。

自分が「心」を書く時はどんな思いで書くんだろう。

いま思え返せば、精一杯書く事だけしか考えられない。

「書」は無心の境地では書けない。

有心有情・憂心有情…造語であるが。

老泰